どうもこんにちは!! 2022年6月27日 ソロツーリングの二日目となります。
しかし残念ながら本日の新潟市の天気は大荒れ!
早々に新潟を立ち去りたいと思います。
朝の7時頃、ホテルをチェックアウト
バイクの駐車場に着いた途端に激しい雷雨が襲って参りました。
不幸中の幸いに駐車場に屋根のある場所があったので一時避難していきます。
7:40 ここはJR新潟駅の南口
昨日訪れた反対側の出入り口になります。
とりあえず現在雨は止んでますが今にもまた降りそうな天気です。
帰りは節約も兼ねて高速道路では無く国道を真っ直ぐ進んで帰ろうと思います。
前回に走ったのは国道1号線で大阪から東京に帰ってきましたが、今回は国道17号線でここ新潟から東京に帰ります。
国道17号線も国道1号線と同じように日本橋を起点とする国道であり、宿泊した古町の近くにある本町交差点を終点としているとのことなので、ここから国道17号線を真っ直ぐ進めば東京までは帰ることができるのです!
そんな感じで天気の悪い中、国道17号を東京に向けてスタートいたします‼︎
国道17号線は起点から終点まで340kmぐらいらしいので国道1号線の半分と100km程でしょうか!
頑張れば一日で走破できそうです。
ここ長岡市は新潟市に次ぐ2番目の都市、人口は26万人ほどになります。
長岡市は長岡まつり大花火大会と呼ばれる花火大会が有名で、日本三大花火大会の一つに選ばれています。
新潟駅からいきなり2時間後になり、長岡まで到着しております。
激しい雷雨の為、とても映像が撮れるような状況ではなく、ここまでノーストップで訪れました。
例によって今回もカッパは持ってきてないので全身びしょ濡れです!!!(多分カッパを着てもびしょ濡れです。)
10:10 長岡市で遅めの朝食をすまして再び出発!
ここからは雨も落ち着くらしいので映像をしっかり撮っていこうと思います。
新潟からはすでに65kmぐらいは走ってます。
やはり新潟らしい田園景色が広がります。
読み方は「おぢやし」
また雨が降ってきてしまいました
ちょっと服が乾いてきてたのに非常に残念です
ここから国道17号は信濃川沿いから魚野川沿いに進んでいきます。
それに因んでか看板の形がお米になってます‼︎
雨もすっかり止みました。
雨はもう勘弁していただきたい・・・
こちらが魚野川
綺麗な景色が広がります。
こちらは南魚沼市の六日町と呼ばれるエリア
この辺の17号線沿いの中では結構栄えている気がします。
12:27 こちらは道の駅南魚沼
こちらで休憩も兼ねて昼食にします。
昼食は新潟の魚沼地方の名物、へぎそばです。
へぎとはそばを乗せている容器の名称で、蕎麦は布海苔と呼ばれる海藻を繋ぎに使用しております。
普通の蕎麦に比べてコシがある気がして大変美味しい!
こちらもいただきました
同じく新潟名物の笹団子になります。
中身はよもぎ団子
こちらでお会計 へぎそば1000円、コシヒカリの塩むすび160円、笹団子170円 合計1330円になりました。
30分程で昼食と休憩を済ませて道の駅を後にしました!!
13:14 道の駅を出発してすぐ、湯沢町に入りました。
映ってはいませんがこの写真の右手側に上越新幹線の越後湯沢駅があります。
高崎市まで103kmとなりました。
ここから国道17号線は峠道に登っていきます。
また少し栄えているこちらは湯沢町の苗場と呼ばれる所。
ここで新潟の町は終了となります!
この辺りは三国峠と呼ばれるとんでもない山間の区間。(勿論現在はトンネルなど道は十分に舗装されています)
国道17号線は新潟の長岡市から群馬県の高崎市までは三国街道と呼ばれる歴史ある街道となってます。
こちらは三坂大橋と呼ばれる橋
国道17号は峠の道を段々と下っています。
こちらはみなかみ市の猿ヶ京温泉付近
ちょっと見えませんが道路沿いに赤谷湖と呼ばれる湖もあります。
この赤い橋は「さんさんばし」
実際に見ると結構迫力がありました。
群馬県の県庁所在地の前橋まで42km
まだまだ群馬県は続きます。
広大な景色が広がってます。
この周辺は月夜野という所で、昔は月夜野町という地名があったらしいですがみなかみ町と吸収合併して現在は消滅しています。
沼田市は地図で見ると異様な形になってます。
合併の兼ね合いでこんな形になったのではないかと個人的な見解です!
国道17号線からは遠いですが、この沼田市には吹割の滝という魅力的な滝があります。
少し進むと国道17号線は川沿いを走ります。
この川はあの有名な利根川です!
利根川は信濃川に次ぐ2番目に長い川で日本一広い川と知られています。
この先利根川は群馬県と埼玉県、茨城県と千葉県の県境として太平洋側まで流れていきます。
また広大な景色が広がります‼︎
ついに標識に東京の文字が出てきました。
おそらく新潟市からは半分ぐらいは走ってきたと思われます。
右側に見えるのはおそらく榛名山(はるなさん)
赤城山、榛名山、妙義山とあわせて上毛三山と総称されています。
今回は行きませんが、ここから榛名山の方に進むと伊香保温泉という有名な温泉地があります。
国道17号線はバイパスの道路を走って行き、東京に近づいて行きます。
この先国道17号線は二手に分かれます。
右に曲がると前橋市街地や高崎市街地といった群馬県の中心部に行くことができます。
私は今回真っ直ぐ進むことにしました。
こちらは上武道路というバイパスになってます。
先程枝分かれした17号線とは埼玉県の深谷、熊谷、鴻巣でまた合流します。(先程枝分かれした17号線は
この先も何回か枝分かれします)
15:56 群馬県の県庁所在地の前橋市に入ってきました。ただ中心街からはだいぶ離れてます。
写真では勿論伝わらないですがこの時の気温が37度程でかなり暑いです‼︎
この辺りは関東の中でも気温が高いことで有名。
16:17 伊勢崎市付近を走行中、この先国道17号は群馬県の太田市に入りそこで群馬県は終了となります。山からはどんどん離れていき、これから関東平野をずっと走って行きます。
16:30 利根川を渡り、群馬県の太田市から埼玉県の深谷市に入りました。
新潟から埼玉までは渋滞もあまり無く順調にここまでこれた気がします。
そんな感じでちょっとだけ深谷市の市街地に寄り道したいと思います。
深谷城は1456年に深谷上杉家の上杉房顕により築城されました。
1634年に廃城となり、現在はその遺構は殆ど残っていません。
現在は模擬復元された石垣、塀、堀があり、当時の遺構は公園の東側にある富士浅間神社脇にある堀跡だけのようです。
こちらは公園の向かいにあった深谷市立図書館、この辺りは深谷市の公民館や文化会館、小学校や幼稚園などの公共施設が隣接してます。
少し移動して立派な建物を発見
こちらはJR深谷駅の駅舎!!
「ミニ東京駅」とも呼ばれるこの深谷駅は東京駅の赤煉瓦駅舎をモチーフにデザインされています。
東京駅の赤煉瓦駅舎が渋沢栄一が深谷に設立した日本煉瓦製造会社で生産された赤煉瓦を使用していたことに因んでこういったデザインになってます。
しかし、実際にこの駅舎は煉瓦構造ではなくコンクリートの壁面に煉瓦風のタイルを貼って東京駅に似せているとのことです。
とはいえ実際に美しい駅舎であることは変わりなく、関東の駅百選にも選定されています。
渋沢栄一は明治時代の様々な企業や経営に携わり、その数は500社ともいわれ「日本資本主義の父」と呼ばれています。
新しい1万円札の肖像になる人物でもありますね!
17:35 1時間ぐらい深谷市を寄り道して再び出発しました。ここは埼玉県熊谷市付近。
熊谷市は埼玉県北部では最大規模の町で夏の気温の高さが有名な暑い町です。
17:48 ここは埼玉県の行田市(ぎょうだし)付近
こちらの近くにはさきたま古墳公園と呼ばれる9基の大型古墳からなる古墳群があります。
こちらの古墳群は国の特別史跡に指定されており、国宝が展示されている史跡博物館も併設され、歴史的に大変価値のある場所!
世界遺産の登録も推進しているとのことです。
17:55 鴻巣市(こうのすし)に入りました。
鴻巣市は埼玉県の唯一の運転免許センターがある場所です。
残念なことに神奈川県と埼玉県は運転免許センターが一箇所しかありません。
そしてこの鴻巣市で最終的に枝分かれした国道17号線は合流します。
右に曲がるとまた戻ってしまうので左に曲がりましょう!
18:09 北本市に入りました
この先国道17号線は北本市から桶川市、上尾市と埼玉県の町を進んで行きます。
18:30 こちらは上尾市を走行中
時間も相まってか交通量が増えてきて渋滞気味になってます。
この辺りはロードサイド型の店舗が充実してますね‼︎
18:57 こちらはさいたま市北区付近を走行中
埼玉県の県庁所在地に入ってまいりました。
こちらでまた新大宮バイパスと中山道で分岐しますが、新大宮バイパスに進むと最終的に国道17号線から外れて繋がらないので中山道に進みます。
ちなみに国道17号線は日本橋から高崎の君が代橋東交差点まで中山道として伸びているようです。
中山道は東海道と同じく江戸の五街道の一つで、最終的には京都の方まで伸びています。(現在の中山道と道は少し異なっています)
19:13 あたりは暗くなってきました!
高い建物が多く増えてきました。
この辺りが埼玉県の一番の都市部だと思われます。
左側には埼玉県庁や浦和駅があります。
昔は浦和市が埼玉県の県庁所在地でしたが、2001年に大宮市、与野市、浦和市と合併した為さいたま市となったので現在はさいたま市が県庁所在地となってます。2003年に政令指定都市に移行し、大宮区、浦和区、与野市だけは与野区ではなくなり中央区となりました。( 市から区に変わった際には区域などの変更はやはりあるようです)ちなみに与野も駅名などはしっかり残ってます!
それからさいたま市は2005年に岩槻市を編入して現在の市域となってます。
19:45 こちらは蕨市(わらびし)を走行中
蕨市は全国の市の中で最も面積が小さく、全国の市町村の中で最も人口密度が高い市になります。
そんな感じでこの先国道17号線は戸田市に入り、埼玉県が終了となります‼︎
19:50 こちら戸田橋で荒川を渡りついに東京都に入ってまいります。
東京都板橋区に入りゴールはもう目前!!
20:03 こちらは環状7号線と交差する大和町交差点。
ここ周辺は板橋本町と呼ばれ、地下鉄都営三田線の板橋本町駅や上を通っている首都高の板橋本町の出入り口があります。
20:15 こちらは豊島区の巣鴨付近を走行中
左側にはJR巣鴨駅、山手線の駅の一つですね。
巣鴨はとげ抜き地蔵が有名で「お婆ちゃんの原宿」なんて呼ばれてます。
20:22 豊島区を抜けて文京区を走行中
この先左側にはあの有名な東大があります!
かなり画質が悪いですがこちらが有名な東大の赤門になります。
この辺から国道17号線はちょっとだけ道が複雑になります。
標識をしっかり確認して進みましょう‼︎
国道17号線はJR山手線の高架下をくぐります。
右手にありますのはJR神田駅です。
東京の夜はやはり明るいですね!
この先国道17号線は国道4号線など複数の国道と重複いたします。
日本橋に近づくと美しい建物が並んでますね!!
ゴールまでは後100mぐらい
20:40 新潟から日本橋まで国道17号線を13時間ぐらい走り、ついに目的地に到着‼︎
340km程の距離を13時間で走破できたので、前回の国道1号線が540kmの距離に対して二日間(24時間ぐらい)を要した事を考えるといかに国道1号線の渋滞の酷さが伺えます。
とりあえずゴールとはいえ、ここから私の自宅の川崎までまだ少し距離があるので最後まで気を抜かず安全運転で帰宅したいと思います‼︎
旅のまとめ
今回の旅の全走行距離 約900km
今回の全旅費 約19600円
それでは、今回も最後まで回覧いただきありがとうございます♪