近畿ソロツーリング 1日目

お久しぶりです!

 

2022年3月25日 今回また一人旅に出たのでブログを更新した次第です!

 

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今回はこちらのマイバイク

BMWのF700GS ( 最近購入 )

こちらで本州最南端に位置する串本の潮岬に向かいます。

 

 

私の住む神奈川県の川崎から朝4時に出発いたしました。

そこから狩場インターから横浜町田JCTまで走行。この狩場インターから横浜町田JCTまでの区間は無料高速区間の扱いになるので無料で一気に横浜町田まで走れます。

そこからは東名高速道路を西に向かってひたすら走り続けます。

 

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5:00 お馴染みの海老名サービスエリアで少し休憩

この時間の気温は6℃ということで3月下旬とはいえ朝方はかなり冷えます。

バイクの走行風とあいまって体感的にもとてつもなく寒いです。

自分のバイクにはグリップヒーターと言われるハンドルの部分が自動であったかくなる機能が付いておりましてこいつが良い仕事をします!

 

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6:17  寒さに耐えきれずまた休憩!

出発から100キロぐらいの地点だと思われます静岡県駿河湾沼津サービスエリア。

 

ここからは沼津の町と駿河湾が一望できます。

写真は少しもやってますね

 

この日は天気も良く高速道路から富士山が綺麗に見れました(走行中なのでもちろん写真は取れません。)

東名高速道路で西に向かう際には途中の御殿場JCTで新東名と東名の二つの選択肢があるのが有名ですが今回は新東名を使って進んでいきます。

新東名は最高速が120キロで走れるとのことで私の初の大型バイクの高速性能を試す良い機会!

 

今までで250ccの中型バイクには乗っていたことがあるのでそれに比べれば勿論楽では有りますが、なんだかんだ言ってやっぱり風が怖い!

そもそも自分のバイクは高速走行はそんなに得意な分野では無いので当たり前ではありますが・・・

ただ流石は大型排気量、250ccの様にアクセルをぶん回さなくてもスピードが出るのはバイクの負担を考えても良いところですね。

 

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7:37   静岡県掛川パーキングエリアに到着、新東名の走行風か振動でかわかりませんがバイクのETCのアンテナが外れるというトラブルが発生。

配線で繋がっているので落ちることはありませんがメーターの下あたりでプラプラしているのでこちらで付け直すことに!

 

新東名が終わり東名阪高速道路で愛知県の名古屋を超えてさらに四日市JCTを南下していきます。

 

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9:23  三重県の御在所サービスエリアで遅めの朝食

ちくわパンとおっきなメロンパンを購入、2つで580円

 

それから三重県をずっと南下していき途中の勢和多気ICでおります。

時刻は11:00、ここからは下道で走ります。

ここまでの高速料金は7620円

狩場インター前のガソリンスタンドで給油したガソリンがちょうどカラカラになりましたのでここらで給油! 料金は2769円(ちなみにハイオクになります)

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ここから潮岬乗り換えある串本町まで繋がる42号線を沿って紀伊半島をずっと南下していきましす。

この道は無料の自動車専用道路があるので快適に走っていけます(全線無料かはわかりません。)

 

 

13:00  紀伊半島の海沿いに入り42号線の道沿いに気になるスポットがあったので少し立ち寄りました。

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こちらは三重県熊野市にある世界遺産紀伊山地の霊場と参詣道に含まれる鬼ヶ城

 

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志摩半島から続くリアス式海岸の最南端とのことで独特な海岸の岩場となっております。

 

写真だといまいちですが実際は迫力がありますよ!

自分は手前しか行ってないですが時間が有れば全部回るのも良さそう。

 


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こちらは魔見ヶ島(マブリカ)

鬼ヶ城の1.5km先に浮かぶ無人島。

 

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以上、鬼ヶ城でした!

 

さらに42号線をさらに奥に進み14時頃、ついに和歌山に到着!!

 

潮岬の前にどうしても立ち寄りたいところがあったのでそちらに向かいます。

42号線のバイパスの那智勝浦インターで46号線を那智山に向かって行きます。

 

 

14:30 那智山をバイクで登り到着!

言わずと知れた和歌山の世界遺産紀伊山地の霊場と参詣道の一つ那智の大滝

 

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こちら那智の大滝は日本三大名瀑の一つ!

一線の滝としては高さが日本一とのことです。遠くからでもその迫力がわかる。

 

この日は那智山観光センターの駐車場が無料で駐車できたのでそこから滝の下まで降りていきます。

滝までの道は色々なお店が立ち並んでおります

 

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飛瀧神社の鳥居


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この味のある石段を下って滝の下の飛瀧神社まで降りてまいります。


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飛瀧神社那智の大滝

実に迫力があります。

 

お瀧拝所舞台という滝を一番近く、真正面で拝観できる観覧舞台もあります。(参入料 大人:300円・小中学生:200円 未就学児:無料)

 

やはり写真だといまいち迫力が伝わらない・・・

特に静止画は滝の流れがないので特に

 

毎度ながら実際にその場に行って自分の五感で味わうのが一番良いことですね。

 


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この石段は苔がなんとも美しいアクセントになっております。

おそらくこの雰囲気を出すのに定期的に手入れされているはず!?

 

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この階段を登って行くと熊野那智大社に行けます。

かなり登るそうなので今回は断念・・・


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ここから熊野古道の中辺路(なかへち)と呼ばれる道へと続きます!

 

 

30分程、那智の大滝を堪能したのでまた潮岬に向けてバイクを走らせて行きます。

 

こちらは那智の大滝の周辺図ですが、私はこの地図上だと那智川を辿るように46号線を登ってきたわけですが、そのまま戻るのではなく先に進むことが出来るのでGooglemapに従い進むことに!

道を進んで行く途中に素晴らしい景色が見えたので写真を撮りました。

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那智山の街並みが一望出来ます。(写真が霞んでいたので少し修正しています)

天辺にあるのがおそらく熊野那智大社でしょうか!

やはりかなり登るようですねw

 

 

地図の様に那智の大滝より先の46号線はかなりぐねぐねした峠道となっております。

景色は絶景で、道もそれなりに広く綺麗に整備されております。

途中で43号線にぶつかり左手に進み235号線に曲がる様にGooglemapでは案内されましたが・・・

 

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この和歌山の県道である235号線はかなり道幅が狭く荒れた道であり、まさに険道と呼ばれるに相応しい道です!

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進んで行くにつれて過酷さが増して行きます‼︎

ガードレールなんてものは勿論ありません、そのまま崖です、酷いところだと両サイドガードレールのない崖です!

木の枝や石が道に散乱しており砂利道の様になっております!

 

自分のバイクはオフロードと呼ばれるブロックタイヤを履いたバイクに比べればそれほどですが、アドベンチャーバイクと呼ばれる位置付けで多少の荒れた道は得意分野なので助かりました。

 

まあ、最初からこんな道だと知ってれば通らなかったですけどw (Googlemapさん、なんて道を案内してくれるんだ!)

 

30分ほどこの恐怖の剣道を走り、なんとか無事に235号線から42号線に戻ることができました!

結局は最後の方までこの235号線は険しい道となっております!

皆さんも那智の大滝熊野那智大社行った際にはこの道はなるべく使わないことをオススメ致します。

余談ですが、自分が言った際には通行止めにはなっていませんでしたので普通に通れましたが何故だか2mだかの高さ制限がありました。

 

気を取り直して、またさらに42号線を進み道沿いにまた気になる所があったので立ち寄り!

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こちらは和歌山串本町にある橋杭岩

大小約40の岩が南西一列におよそ850メートルもの長きにわたって連続してそそり立っており、国の天然記念物なんだそうです。

岩の奥に見えるのが紀伊大島で橋を渡って行くことができます。

時刻は16時40分頃、潮岬も同じく串本町にありますのでもうちょっとです!

 

42号線をまたさらに進み、潮岬西入口を曲り、41号線に進みます。

 

 

16時55分 潮岬に到着!

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川崎からこの串本町の潮岬まで約580km程バイクで走り、ついに到着!

 

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望楼の芝と呼ばれる大きな芝生が広がっておりそこを歩いて行きます。

実際にこの芝生は10万㎡ぐらいあるそうです

ちなみに駐車場は無料でした。

 

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奥に見えるのは潮岬観光タワー

オーシャンビューのレストランがあるとのこと!

本州最南端訪問証明書と言われるものも発行しているそうです。


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本州最南端の記念碑があります。

この前行った四国の足摺岬の方が南に位置しています。( そう、あくまでも本州最南端なのですから)


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記念碑の裏には、大きな岩場と綺麗な海が広がっています。

潮岬及び串本の海は沖に流れる黒潮が南方から温かい水運ぶ影響で、テーブルサンゴやエダサンゴなどの群落が形成されているみたいです。

人気のダイビングスポットになっており、串本のサンゴ群落は世界でも最北にあたるそうです。

 

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昔は潮岬は島であり、潮流によって運ばれた砂が堆積し、潮岬半島と紀伊半島がつながりまして現在の形になったようです!

先程も見えたお隣の紀伊大島は陸続きではありませんが、串本大橋で行くことができます。

 

 

本州最南端の到着に浸り、そろそろ本日の宿を探すことにしました。

最初は和歌山市あたりまで行こうかと考えていましたが、時間と体力的に流石に断念。

串本町で宿泊しても良かったんですが今回は先程通った那智勝浦で一泊する事に。

ネットでホテルを予約し、また42号線を那智勝浦の方向に戻る事に。

 

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戻るタイミングでついでに串本駅も拝見!

勿論、本州最南端の駅。

 

串本町はトルコ友好の町であり、明治23年にトルコの木造艦のエルトゥールル号が遭難の末に沈没し、

580余名の内、地元住民の献身的な救難活動により奇跡的に69名の命が救われました。

そして現在のようなトルコと串本町の友好関係が生まれたそうです。

その為、紀伊大島にはトルコ記念館とトルコ慰霊碑が存在しています。

 

 

18:25 串本町から42号線で30km程走り、那智勝浦の今回の宿泊施設、ビジネスホテルブルーハーバーに到着!

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ネット予約で5400円

一派的なビジネスホテルです。

作りは少し古いですが必要十分です!

 

 

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少しだけ街を散策!

ホテルの外は港になっております。


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夜景も綺麗です。

那智勝浦には天然温泉もあります!

 

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商店街的なものもあります。那智勝浦の街並みは観光地と港町の両方の趣があります。

 

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こちらは紀伊勝浦駅

千葉県にも同じく房総半島の南に勝浦と呼ばれる港町があり、そっちは普通に勝浦駅です。(房総勝浦駅とかではないんですね・・・)


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せっかく温泉地に来たのでこちらの公衆温泉施設のはまゆさんで一っ風呂浴びます。

入浴料は400円でした!

昔ながらの温泉施設なので作りは古く、蛇口はありますがシャワーはありません。(またそれが味があります)

ただ、タオルやシャンプーなどのちょっとしたアメニティは販売してました。

中はそれ程広くはありませんが、熱々で硫黄の成分がたっぷり含まれているであろうお湯で体の芯から温まります。

 

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那智勝浦の周辺には足湯もあります。

嬉しい事に無料で堪能できます。

 


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最後に本日の晩御飯!

 

那智勝浦は延縄と呼ばれる漁法で生マグロの漁獲量が日本一。毎年1月末にマグロ祭りが行われるそうです。

そういう事で今夜、この那智勝浦でマグロを堪能‼︎

マグロ丼と鮪の竜田揚げ、お酒が2杯で2600円の食費となりました。

 

まとめ

 

今回の全走行距離は590km程

 

かかった費用は19000円ぐらいでした。

 

以上で近畿ソロツーリングの一日目は終了となります。回覧いただきありがとうございます♪